恋愛を科学する!? Vol.1

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恋愛を科学しよう!!

GWも終わり、次に学生の皆さんが長期で休めるのは夏休み。“もう勉強したくないよ”なんて思ってる人も多いですよね。早く夏が来れば良いのに~。夏には格好良いまたは可愛い恋人と、海辺をキャハキャハ言いながら走ったり~。山にキャンプなんてのもいいな~。後は…なんて都合の良い妄想ばかりしてはいませんか??そもそも恋人いますか??もしかして恋人いるからって安心してません??世の中は何が起きるか分かりませんよ!!月9ドラマの様な恋愛がどこかに転がっているかもしれません。昼ドラのようなドロドロの別れ話が待ってるかもしれません。だからこそ、恋愛について勉強してみませんか??恋愛を科学してみましょう!!

 

 

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本当に恋するのは人間だけなの??

まずこの質問に関して答えると“不明”です。動物のほとんどが「繁殖を目的として性行為をしている」わけではなく、本能に従った行動の結果が繁殖に結びついていると考えられています。でも、動物を飼ったことのある読者の方なら、疑問に思う方もいるのではないでしょうか??「ウチのペットは絶対に俺のことが、私のことが好き」だなんて。実際にはそれを証明することは適いませんし、何も解明されていません。そもそも恋愛感情と性欲の区別はできるものなのでしょうか??感情や欲求というのは共に、脳内の電気信号によって表現された、ひとつの事象でしかありません。繁殖の成功のみを目的とするならば、性欲さえあれば事は足ります。もはやヒトのような複雑怪奇な感情は必要ないんです。じゃあ、逆になぜヒトは恋をするのでしょうか。

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そもそも何で人間は恋をするの??


ヒトの一夫一妻制が成立したのは、ヒトの祖先が知能を発達させたことで、頭蓋骨のサイズが大きくなり、目立ちやすくなった弱点を守ろうとしてなのか、直立二足歩行を獲得したことに関係があると言われています。まず、直立二足歩行によって骨盤の形状が変わったことで分娩の負担が増大しました。しかも、ヒトのご先祖様はあくまで「被補食動物」だったので、直立二足歩行による移動速度の低下から捕食されるリスクも増加していきました。だからこそ、特に動きが鈍くなる妊娠期間を短くするために、子供が超未熟状態であるのにも関わらず分娩せざるを得なくなったのです。多くの草食動物の子供は出生直後に自力歩行出来るのに対して、出生して1年余りも自力歩行すらできない動物はヒト以外にほとんどいませんよね??ここから推測するに、ご先祖様は「母親だけで子育てをしていくことが困難」でした。ということは、オスは交尾だけでなく、その後の出産から子育てに至るまで、メスの面倒を見続けなければ、子孫の生存率が極端に低くなってしまいます。そんなこんなで、他の動物種とは異なった生物学的な事情から一夫一妻制が成立したと考えられています。

 

でも、「自己遺伝子保存の法則」という観点から考えれば、1匹のメスに縛られるような”愚かな”ことはしないほうがいいですよね??だって、授乳中のために排卵していない配偶者のためにエサを運ぶよりも、隣にいる繁殖可能な可愛いメスにシフトしたほうが生物学的には効率がいいですからね。こういったオスの衝動的な行動を縛るために、メスから発情期が喪失したのではないかとも言われています。当時、誰も性行為と出産の因果関係を知らなかったわけですから、性欲がオスとメスの間で一致してタイミングが良ければ、それが繁殖に結びついていたわけです。あらら。だからこそ、メスが発情期を失っていつでも交尾可能な状態に進化したことで、一夫一妻制が促進されていきました。

 

だけどここで“間男”という存在が現れます。つまり、自分のメスとこっそり性行為をして子供を産ませるのです。間男からすると、メスと子供の面倒を「寝取られたオス」がしてくれるから労力が必要ありません。しかも、これ繰り返せば、楽にたくさん子孫を増やすことができます。それにメスにとっても生まれた子供の父親が誰であれ、自分の遺伝子が半分伝えられていることには変わりはないので、生活の保証さえあれば父親は「本当の夫」でなくたって良いのです。これでダメージを受けるのはメスを寝取られたオスだけ。メスと子供の面倒を見たところで、自分の遺伝子は全く残せないのだから。ここで、オスはメスを「監視」する生物学的な必要性が出てくるわけです。でも、メスの方にもオスを「監視」する理由がないわけではありません。オスが他のメスを妊娠させて、扶養までし始めたら、自分たちの食い扶持が減って、死活問題だからです。ということで、「相互監視強化」が重要になり、それが特定の相手に対する強い執着心=恋愛感情になったのではないかと言われています。

 


私たちヒトは、動物が「種の存続」とか「子孫繁栄」などといった“理屈的な目的”のために行為をすると考えがちです。ですが、動物たちはあくまで“目先の欲求”で行動していると思われます。高等な知性を得た、人類だけが、欲求に反した理屈的な目的のために行動を選択することができるのです。たまに“目先の欲求”に負けてしまう人もいますがね。こういった進化の歴史の過程で構築されていった繁殖成功率を向上させるシステムが“恋愛”だったと言えるかもしれません。

 

まとめ

今回は社会科学的や自然科学的な視点からの“恋愛”について書いてみました。こうやって身近な部分を掘り下げて考えていくと面白いですよね。自分が独学で勉強した内容を自己満足で終わらせるのではなく、こうやって記事で表現できるのは本当にありがたいことだなと思います。ぜひ、皆さんも書いてみてください。

writer shimizu tetsuya

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